2021クラファン挑戦中!|しんどかったこと



みなさんこんにちは!さっぽろレインボープライド、今年も副実行委員長をやらせてもらっています、満島てる子です。

今年もパレードのクラファン、とうとう始まりました!

なんならさっぽろレインボープライド自体の開催まで…


…やだわ、もう3か月とちょいとってところなわけ…?


さっぽろレインボープライド2021

クラウドファンディング挑戦中!


時の経過に怯える、昨年三十路を迎えた女装です。

早いわねー。光陰矢の如しなんて言ってる間に時間なんて過ぎていくのよね。

今年もなんだかんだ「え?これどうする?」「あれこうした方がいいよね」なんて、パレード運営に関する話し合いをしながら、いつの間にか当日を迎えるのでしょう。うん、そんな未来が見えます。

ただ、なんだろう。

2021年と2020年は、その前までの2019年・2018年とは比べものにならないほど、このクラファン開始という折り返しを迎えるまでがものすごく早かったというか、そう感じるメンタルになっているような気がします。


どうしてなのかしら…


なんていうことを考えたときに、あたしの頭に出てくる単語はひとつ。例のアレしかありませんでした。

「聞き飽きた」「それ話題に出さないでほしい」ってブーイング飛んでくるんじゃないかと思いながらも、吐き出す意味でここにあえて書いてしまいたいと思うのですが、そう、そのアレっていうのは、


「新型コロナ」


いやはや、もう。

こんなにも「いい加減にして!!!」と中森明菜ちゃんばりに叫びたくなること、今後の人生で直面する機会なんてあるのかしらね(みんな「1/2の神話」って曲ぜひ聞いてね)。



いろんな場面でお話しさせていただいていますが、私は普段、すすきの(と言いたい西創成)で「7丁目のパウダールーム」という女装バーの店長を務めております。


「女装をしたい方に女装で楽しんでもらう機会を」という趣旨で始めた飲み屋でしたが、そうした目的に限らず、今では様々なセクシャリティの当事者/アライが集まり、ひとつのコミニティスペースのようなかたちで利用してもらっています。

そのことに自分としては、とっても喜びや生きがいを感じている次第です。「パレード来てね!」という呼びかけだったり、さっぽろレインボープライドの活動につながるアイデアも、そのお店の日常がベースになっていたりします。


さっぽろレインボープライド2021

クラウドファンディング挑戦中!




なんだけど…

そんな自分の居場所、いろんな人が来てくれる空間を、この2年弱、たびたび閉じなければいけませんでした。


特別対策期間、まん防(このネーミング、魚のマンボウ好きとしては本気でやめてほしいんだけど。ちなみに推しのマンボウはウシマンボウです。ほかのマンボウに比べて、肌にしわが少なくてちゅるんとしてるのよね)、そして緊急事態宣言…。


どれだけ店内にパーテンションを置き、消毒やマスク、手洗いも徹底したところで、何かおふれが出れば、そのたびに店の看板をどうしても消さざるをえません。

だって、支援金ならまだしも、営業すると罰金払わされる世の中なんだもの。やんなっちゃうわよね。


「負けるもんですか!」と配信営業をしてみたり、系列店と合同営業をして頑張ってみたりもしたけれど。


負けない!クラファン


でもそれも、こうずっと続くとどうしても気持ちが整わなくなってきます。


失いたくない場所を守ろうという自分の思いと、そのためにやらなければならないこと、とはいってもどうしようもならないこと、その全部にひたすら振り回される日々をずっと送っていました。余裕が全然なかった気がするの。


だからなのかしら、パレードのいろんな活動が中間地点を過ぎるこの季節がやってくるのを、新型コロナウィルスなんてものが話題にすら上らなかった頃と違って、この2年「え?もう?」という心持ちで迎えてしまっているように感じます。


クラファンで世の中を変えたい!


これを読んでいる皆さんも、きっといろんな立場・シチュエーションから、コロナ禍という大事件の只中に巻き込まれていることでしょう。

きっとそれぞれ、私には想像もつかないような壮絶な闘いを繰り広げている人もいる。そんな中こんな弱音を吐いてしまうのはNGかもとは思うんだけれど。


でも、ずっとずっとしんどかった。

だし、この感染がおさまるまで、きっとまだまだしんどいのかな…。


そう想像したりして、暗い気持ちになってる時があります。

あゝ無情って感じ(アン・ルイスさんごめんなさい)。


ただ。

そんな状況でも、自分のキャパシティのなさに「このポンコツ!」と思いつつ、ほかの実行委員のみんなに「ごめーん!」と支えてもらいながら(ダメな副実行委員長ねw)、今年もどんなかたちであれパレードは開催するんだと、そう腹をくくって今の活動には参加をしています。なぜか。



さっき自分のバーを「居場所」と言いました。

それと同じぐらい、満島てる子といういち女装にとっても、杉山和希(本名です)という一人のゲイにとっても、「さっぽろレインボープライド」というパレード空間は、自分が自分でいる意味をその都度発見できるひとつの「居場所」なんですよね。


だからこそ、私はこの「居場所」を守りたい。


人間にとって「あ、ここにいていいんだ。ここが自分の居場所だ」と思えるところを見つけることって、本当に幸せなことだと思うのよ。

それを私は、店という「居場所」が脅かされて、改めてまざまざと認識させられたんだけれど…。そういう「失うかもしれない」なんて気持ちを、もうこれ以上したくないのです。


さっぽろレインボープライド2021

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そして、私はそう強く信じているのですが、LGBTに関わるみんながみんなそうじゃないとしても、自分と同じような気持ちでパレードを自らの「居場所」と思い、秋の札幌をカラフルな風船を手に堂々と歩くことをこころ待ちにしてくれている人は、きっといるはず。


そういう「パレードを待っている誰かのために」(もちろん、てる子もそんな誰かのひとりです)、2021年もさっぽろレインボープライドの無事開催に向けて、9月まで頑張っていこうと改めて決意しているところです。


なので皆さん、ぜひ引き続き、当実行委員会の活動をどんなかたちででも支えていただけると有難いです。


今回はクラファンですが、当日はもちろんそこに向けた関連イベントの開催や、SNS等での発信も行っております。

どうぞ見守っていただき、応援して下さると幸いです。よろしくお願いします!



…昨年コロナ禍での開催について、様々な意見をいろんな方から頂きました。

その中に「居場所はそう簡単にはなくならない。今を急ぐべきじゃない」という声を聞いたりもしたんだけれど…。


ただ、多分自分たちが普段思っている以上にコミニティや空間を破壊するのは簡単で、私は、今それで苦しんでいる人々の姿をリアルタイムで目にしているからこそ(すすきののたくさんのお店が、コロナ余波で閉業を余儀なくされ、消えていきました)、パレードを簡単になくしてなるものかとより一層思っているのかもしれません。


今回はたくさん、自分の気持ちを吐き出させてもらっちゃったわ。苦笑

読んでくださった方、どうもありがとう。またいずれ。



社会や世の中を変えていきませんか?

みなさんと一緒に!

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